社会貢献推進・ADRセンターについて
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JAICO憲章では、私たちが産業カウンセラーとしての専門性を生かし、地域社会が温かみのある生活の場になるよう、コミュニティの活性化に寄与し、支援することを志としています。東京支部では多くの産業カウンセラーが地域で活躍できるよう、以下6つの分野で皆さまの社会貢献を支援いたします。
高齢者施設等における傾聴ボランティア活動を支援しています。傾聴ボランティアを希望される方は、毎年開催されている登録会にご参加いただき、ボランティアポリシーに同意後、ボランティアに登録し、活動することができます。今後も活動施設の増加を視野に、傾聴ボランティアの登録、更新、交流の機会を広く提供し、活動の質の向上を目指します。(2021年度現在の傾聴ボランティア登録者数 95名)
産業保健領域で支援に携わる方々は、ケア・コーディネーション機能、支援システム構築など、多様な機能が求められています。このように皆さまの情報交換やネットワークづくりを推進し、また専門性や実践能力を高めるための講座を提供しています。
保育の現場では、発達障害児やさまざまな要求をされる保護者への対応などを行っています。福祉の現場では高齢者、貧困、不登校など、多様な深刻な課題に直面しています。産業カウンセラーや保育や福祉の専門職が子どもや弱者に寄り添い、よりよい支援ができるよう専門性の高い講座を提供しています。専門性を生かして、社会貢献へとつなげていきます。
治療と仕事の両立を軸に、がんに罹患した従業員のサポートができる人材育成を目的とした「がん治療と仕事の両立支援スキルアップセミナー」を開催し、認定サポーターを輩出しています。さまざまながんへの知識を基に、罹患した方への理解を深めるために活動しています。
災害・事故等発生後に、産業カウンセラーとしての専門性を生かした「こころのケアができる人材」を養成し、被災者等の支援活動の要請に対応できる体制づくりを目標に、2018年に社会貢献推進部に創設されました。志ある会員の皆さまが被災者等の心に寄り添う支援ができるよう、講座の企画運営など、さまざまな活動を行っていきます。
上記5つの分野の有機的な活動を促進しています。それ以外にも、社会貢献につながる新しい分野をタイムリーに取り上げる「社会貢献カフェ」を実施。会員の皆さまの社会貢献の後押しとなる参加型の「社会貢献カフェ」で、皆さまとつながる場を提供しています。
ADRとは、「裁判以外での紛争解決手続き」です。 東京支部で行うADRの特徴は、「対話促進型調停」であること。 東京支部ADRセンターでは、「個別労働関係紛争」と「男女間の関係の維持調整に関する紛争」を対象とし、各々の分野の専門家である産業カウンセラーが悩みをしっかりとお聴きし、当事者間の対話による解決をお手伝いします。どうぞお気軽にご相談ください。 離婚や不倫等の男女間のもめごと、雇止め、解雇、いじめ等の職場トラブル、もめごとを対象といたします。 (注)ADRとは「Alternative Dispute Resolution」の略です。
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 東京支部 社会貢献推進部
TEL 03-6434-9130 FAX 03-5772-3053