講座の内容・ねらい

「がん治療と仕事の両立」を職場で支援する重要性が増しています。背景として、全がん罹患者の3割が20～64歳のいわゆる就労世代であること、がんは通院による治療が一般化し社会生活が可能となったこと、などが挙げられます。
2016年2月の「事業場における治療と職業生活のガイドライン」に続き、12月には「がん対策基本法」が一部改正され、企業はがんに罹患した従業員の雇用継続への配慮を求められるようになりました。
今後、がん治療と仕事の両立を支援できる人材への需要がますます高まると考えられます。当セミナーでは、専門家の講義とグループワークを通じて、知識と実践スキルを獲得していただきます。是非、ご自身のキャリアに活かしてください。
*修了した方には、NPO法人キャンサーリボンズの「がん治療と仕事の両立サポーター認定証」が授与されます。
「実践編」は、がん患者さんの心の理解をもとに、ケースを使ったより実践的なワークを行います。 有用な支援ツール活用についても学びます。