講座の内容・ねらい

「病める家族は病める人をつくり、病める人は病める家族をつくる」（精神科医　大原健士郎）
臨床のカウンセリングにおいては、多くのクライエントが自分自身の生育歴や生まれ育った家族のことについて語ります。
生まれ育った家族から受けた影響は、いじめ、引きこもり、不登校、摂食障害、DV、パワハラ、うつなど、さまざまな形で表れ、クライエントの生きづらさとなることがあります。
時代と共に、社会のあり方が変わっていく中で、家庭と家族の形、家族のあり方も変化しています。
クライエントのみならず、カウンセラー自身の学びのために、家族や家庭を機能システムとして見る専門的な知識と、深い人間理解が必要です。「機能不全家庭」や「家族心理学」に関する知識を学びましょう。