実践
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受付中
2025年4月01日(火)より受付開始
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【講座のねらい】
ハラスメントの勉強を一通り終えても、実際にハラスメントの相談を受けたとき、具体的にどのように対処したらよいのか、現場で迷うことはないでしょうか。
たとえば、「職場の先輩から無視されています。上司に相談しても気のせいだろうって取り合ってくれません。これってパワハラですよね?」と相談があったとき、まず、ハラスメントの事実をどうやって認定するかという問題が生じます。
次に、一口にハラスメントといっても多種多様であるため、法的に違法と言えるのか、それとも倫理的な問題に留まるのか、会社側は何をしなければならないのか、という評価の問題が生じます。
また、「相手が嫌がっているとは思わなかった」「ハラスメントとは思わなかった」との弁明が出た場合、それは法的にどのような意味を持つのか、という問題が生じます。
この講座では、以上のような応用問題に対処するため、皆さんがこれまで身に付けてきたハラスメントに関する基礎知識を、頭の中で有機的に結び付けて整理することを目指します。難しい法的概念も、事例や裁判例を利用しながら分かりやすく解説しますので、奮ってご参加ください。
【備考】
この講座は、「パワハラ6類型」などハラスメントに関する基本知識は習得済であることを前提としており、応用的かつ実践的な内容が中心となります。
ハラスメントについて深く学びたい方や、カウンセラーとしてのハラスメント相談力を高めたい方は、ぜひお申し込みください。
また、昨年も同様の講座を開催しましたが、事例を刷新しましたので、昨年受講された方もフレッシュな視点で受講していただけます。
【事前課題】
講座内で扱う事例のうち、2~3事例について、事前に読んで問題点を検討していただきます(事前レポートの提出はありません)。
講座当日のグループワークの際に、検討してきた内容を話し合っていただきます。
【略歴】
京都大学大学院農学研究科修了、日本たばこ産業中央研究所勤務を経て、一橋大学法科大学院修了、2011年から弁護士登録(中野すずらん法律事務所)。
主な取扱業務は、家事事件、労働事件、医療事件ですが、企業のハラスメント通報窓口やハラスメント調査委員も務めています。
【著書】
「自殺対策の新たな取り組み-SNS相談の実際と法律問題」誠信書房、2024年
「対話で学ぶ対人援助職のための個人情報保護法」誠信書房、2023年
「裁判事例で学ぶ対人援助職が知っておきたい法律」誠信書房、2022年
「Q&Aで学ぶカウンセラー・研修講師のための法律」誠信書房、2021年
「事例で学ぶ発達障害の法律トラブルQ&A」ぶどう社、2019年
鳥飼 康二
(弁護士、産業カウンセラー)
《 全1回 》
A-029
30 名 (定員になり次第締切)
オンライン(Zoom)
《会員》6,000円 《一般》7,200円
(消費税込)
特に制限なし
2025年3月31日(月) 〜 2025年5月29日(木) 定員になり次第締切
(1)講座を選ぶ → (2)講座の空き状況を確認 → (3)お申込み → (4)費用を入金 (5)開講日1~2週間前にメールで開講通知を受け取る。
2025年5月30日(金) ※この日以降の返金いたしません。
本講座はみなし資格登録更新研修です。
3 ポイント
◆Web申込方法を動画でご覧いただけます。
※再生ボタンをクリック後、右下の四角マークをクリックすると全画面でご覧いただけます。
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部
TEL 03-6434-9130(代) FAX 03-5772-3053
mail:tyo-kenshu@counselor.or.jp 受付時間:平日09:00-17:00