講座の内容・ねらい

PCAGIP（ピカジップ）法をご存じですか？ロジャーズの来談者中心療法（Person-Centered Approach）による”クライエントの自己実現する力への信頼”を用いた事例検討法です。
グランドルール(会議やミーティングを行う際に設定するルールのこと)は２つ。①事例提供者を批判しないこと②メモをとらないこと。
PCAGIP法では場の安全感をとても大事にしています。そしてメモを取るという自分個人のための作業からは顔をあげ、参加者はリサーチ・パートナー（同じ研究テーマに共同で取り組む仲間）として、ホワイトボードに向かって同じ情報を共有しながら共同作業でその事例を共有、理解していきます。みんなで作り上げる事例検討にぜひご参加ください。

【事例提出について】
・本講座は事前に事例を提出いただくこととなっております。
A4用紙の半分ほどの量で書式は自由（メモ程度）です。内容はカウンセリングケースに限らず職場や日常での問題や困っていること、そして自分としてどうしたいのかを簡単に書いて提出していただきます。提出いただいた中から当日3事例を取り上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・事例提出の締切は、開講１週間前の予定です。

※事例提出者、参加者の個人情報保護の観点より、受講者の皆様には、ご応募の際に本協会東京支部と「契約書（守秘義務契約）」を締結していただきます。



【略歴】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不動産・IT企業の営業支援部門にて12年間勤務。その間従業員支援の必要性を実感し産業カウンセラー養成講座を受講。退職後、横浜労災病院・民間企業電話相談員、東京支部・民間企業・総合病院・東京労働局にてカウンセラー、各種研修講師などに従事。産業カウンセラー養成講座実技指導は1999年から担当。



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