講座の内容・ねらい

資格取得後、「実際にクライエント支援の現場で活動していきたい」とお考えの皆さま、東京支部の登録カウンセラーを目指しませんか？
登録カウンセラーは、支部相談室や企業に赴き、働く人のメンタルヘルスやキャリア支援などで活躍しています。
一方、実務経験をお持ちでない方は、登録カウンセラー審査を受ける機会がなかなか得られません。
そこで、本講座「実践カウンセラーになるための実力アップ講座1期～4期」を受講修了いただくことで、登録カウンセラーへの応募が可能となります。
もちろん、４つのステップを踏んで実践力をしっかり身に付けていきますので、登録カウンセラーに限らず実践力を向上させたい方にもぜひおすすめです。 

そのスタートとなる1期では産業カウンセラーの傾聴力の基本となる「来談者中心療法（PCA）」の理論を学びます。
ご登壇いただくのは上嶋洋一先生です。
書籍『カール・ロジャーズ』や『パーソンセンタード・カウンセリングの実際』（いずれもコスモスライブラリー社）の訳者であり、長年のロジャーズ研究と大学や看護学校での豊富なカウンセリング指導のご経験から、PCAの理論を紐解き、皆さまの実践に役立つためのエッセンスをお話しをいただけることになりました。上嶋先生のご高話をオンラインで受講できる大変貴重な機会となります。ぜひ、皆さまのご受講をお待ちしております。　

上嶋洋一先生からのメッセージです。
講座案内にある“「実際にクライエント支援の現場で活動していきたい」とお考えの皆さま”という言葉を見て、私自身が初めて相談室にカウンセラーとして赴任した時のことを思い出しました。「今日は誰も相談に来ないでね」と祈るような気持ちでした。果たして自分に学生さんたちの心理相談の仕事が務まるのだろうか…という不安でいっぱいだったのです。そんな私を、励まし支え続けてくれたのが、来談者中心療法の創始者、カール・ロジャーズさんの正直で誠実な言葉の数々であり、その柔軟なものの見方でした。カウンセリングの一番基礎となる部分、一番大切な部分に触れている、と私には思えたのです。そんな来談者中心療法のエッセンスを受講生のみなさんとご一緒に学べたら、と願っています。

1期内容：1日目： 上嶋先生のオンライン研修での理論講義
　　　　 2日目午前：上嶋先生の理論講義(上嶋先生はリモートでの登壇）
　　　　 2日目午後～最終回：本協会認定スーパーバイザーによる指導のもと、ライブ、振り返りを繰り返し、見立て、プロセスを実践的に体得する
＊ 各自、録音機材をご用意ください。
　　　　　
*修了証明は本講座で指定する課題の提出と、全36時間のうち8割（29時間）以上出席で発行します。

実力アップ研修の流れ
1期（6回）→　2期（7回）→　3期（3回）→　4期（7回）→　登録審査　→　支部登録カウンセラー
*シニア産業カウンセラー資格を取得を目指すことが必須です。
*東京支部会員の方は登録審査にお申込みいただけます。

【重要】
オンライン研修の受講は「オンライン研修受講約款」への同意が必要となります。
※下記の『オンライン研修受講について』を必ずご覧ください。

※1日目の招待URLは開催日前までにメールでご連絡いたします。



★　ご質問等は、下記お問い合わせ先まで、メールにてお願いいたします　★