入門
開催終了
2024年5月01日(水)より受付開始
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ナラティヴ・アプローチは、クライエントが紡ぐ物語や語りに注目した新しい面接技法です。そこでは、言葉をメスではなく、包帯(ほうたい)のように使うことで、結果としての問題解決を目指します。とくに、通常の支援には馴染まない困難事例とよばれるクライエントに対して有効です。
この講座では、無知の姿勢、専門性の鎧を脱ぐ、余白づくり、例外探し、会話を続けるなどのナラティヴ・アプローチの基本的考え方や技法について解説します。また、演習を多めに行うことで、ナラティヴ的面接技法について体験的に学習します。
【略歴】
1973年生まれ、早稲田大学卒業、早稲田大学大学院修了。博士(人間科学)、社会福祉士。早稲田大学助手、駒澤大学専任講師、駒澤大学准教授等を経て、駒澤大学教授。早稲田大学非常勤講師、明治大学兼任講師、泉龍寺(群馬県)住職を兼務。日本ソーシャルワーク学会理事。
現在、研究課題「誰も排除しないナラティヴ・アプローチ教育プログラムの開発と評価」(科研費、令和3年度~令和6年度)に取り組んでいる。
【著書、論文】
荒井浩道(2014)『ナラティヴ・ソーシャルワーク―“〈支援〉しない支援”の方法』新泉社,1-184.
荒井浩道(2015)「ソーシャルワーカーに『専門性』は必要か?―ビギナーズ・ラックとピア・サポートを手がかりに」木下大生・後藤広史・本多勇・木村淳也・長沼葉月・荒井浩道著『ソーシャルワーカーのジリツ―自立・自律・而立したワーカーを目指すソーシャルワーク実践』生活書院,129-156.
荒井浩道(2017)「“教えない”ソーシャルワーク教育―“余白”が担保する主体的・対話的な学び」後藤広史・木村淳也・荒井浩道・長沼葉月・本多勇・木下大生著『ソーシャルワーカーのソダチ―ソーシャルワーク教育・実践の未来のために』生活書院,73-102.
荒井浩道(2023)「ソーシャルワークの沿革―ポストモダンソーシャルワークの潮流」木村容子・小原眞知子『ソーシャルワーク論Ⅰ―基盤と専門職』法律文化社,101-113.
荒井浩道(2023)「ソーシャルワークにおける多様な実践アプローチ」小原眞知子・木村容子編『ソーシャルワーク論Ⅱ―理論と方法』法律文化社,57-76.
荒井浩道(2023)「認知症ケアにおけるソーシャルワーク的支援と“語り;ナラティヴ・アプローチ(特集「認知症ケアと語り;生涯発達にも着目して」)」『日本認知症ケア学会誌』第21巻第4号,507-513.
荒井浩道(2024)「“ナラティヴ(narrative)”にもとづいたソーシャルワーク実践―理論と実践が“一致”する可能性(特集:ソーシャルワーク実践はその拠りどころを何に求めるか)『ソーシャルワーク研究』2(1),通巻第5号,中央法規出版,30-37."
【重要】※必ずご覧ください。
オンライン研修の受講は「オンライン研修受講約款」への同意が必要となります。詳細は受講申込後にメールでご案内します。
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【オンライン研修について】
本研修はオンライン会議システム「Zoom(ミーティング)」を利用します。
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●「Zoom」アプリのインストール
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●音声や映像の送受信の確認
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●はじめてのZoomガイド
荒井 浩道(駒澤大学文学部社会学科社会福祉学 教授)
《 全1回 》
A-007
30 名 (定員になり次第締切)
オンライン(Zoom)
《会員》8,000円 《一般》9,600円
(消費税込)
特に制限なし
2024年5月01日(水) 〜 2024年8月08日(木) 定員になり次第締切
(1)講座を選ぶ → (2)講座の空き状況を確認 → (3)お申込み → (4)費用を入金 (5)開講日1~2週間前にメールで開講通知を受け取る。
2024年8月10日(土) ※この日以降の返金いたしません。
本講座はみなし資格登録更新研修です。
5 ポイント
◆Web申込方法を動画でご覧いただけます。
※再生ボタンをクリック後、右下の四角マークをクリックすると全画面でご覧いただけます。
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部
TEL 03-6434-9130(代) FAX 03-5772-3053
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