講座の内容・ねらい

「私は病気ではない」と受診や内服を拒む方に、どうすれば治療を受け入れてもらえるのか、困った経験はありませんか？
　LEAPアプローチの手法は、精神的な病気であることをご本人に分からせようとすることに焦点を合わせるのではなく、
　ご本人の問題をご家族や支援者が共に考え、乗り越えていこうということに焦点を合わせ、同意の関係を構築する手法です。

LEAP（リープ）とは

傾　　聴（Ｌｉｓｔｅｎ　リッスン）
共　　感（Ｅｍｐａｔｈｉｚｅ　エンパサイズ）
一　　致（Ａｇｒｅｅ　アグリー）
協力関係（Ｐａｒｔｎｅｒ　パートナー）

の頭字語で、治療を拒む人の話を傾聴し、共感を示し、同意し一致点を見つけ協力関係を作ることで治療を受け入れてもらえるようになる
新たなコミュニケーション技法を学びます
動機づけ面接の技法を加味したこの手法は、精神科領域に限らず、日常生活や職場人間関係やコミュニケーションにおいても活用できるスキルです。