社会貢献推進部
10月29日(金)に、今年度4回目の社会貢献カフェをオンラインで開催しました。今回の講師は、産業カウンセラー・公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士である笠井恵美先生です。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、それまでの生活とは異なった状況を強いられるようになり1年半以上が経っています。社会貢献推進部では、この状況を“災害”とみて、12名の参加者と共にこれまでのこと、これからのことを皆さんで話す場を設けました。
受講者の中には遠く神戸からの参加者もいましたが、グループワークでは距離を感じさせない和気あいあいとした交流ができました。これはオンラインの利点ですね。
ファシリテーターのスタッフも自宅からの参加でしたが、フォローをしあって、協力し合いながら乗り越える様子が印象的でした。これもコロナ禍で私たちができることの一つだと感じました。
新型コロナウイルス感染症に対しての感じ方は人それぞれで「ここまではよいけれどここからはダメ」といった基準が人によって異なっています。その違いによって摩擦が起きることも少なくありません。
そんな時、産業カウンセラー養成講座で学んだように、自分の準拠枠を一旦わきに置くことで「あ、この方はこう思われているんだな」と受け入れられるようになるといいと思ったという体験談が心に残っています。
私たちにできることはまだまだありそうだと感じました。
受講者の声 ・基調公演や先生のコメントで頭が整理できてよかったです。 ・グループワークはゆっくりとお話できて有意義な時間を過ごさせていただきました。 |
「社会貢献推進部災害時心のケアサポートグループ」では、災害時のいろいろな場面にて産業カウンセラーの知識や技術を生かすことができる方の育成に取り組んでいます。グループ独自の研修「災害時こころのケアサポート研修」を年明けの3月28日に実施予定です。興味のある方はぜひご参加ください!(社会貢献推進部までお問い合わせください)